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最近読んだ本をご紹介します「本を読む女」。


こんばんは。
お昼寝から目覚めてこれから食事に行くので、
その身支度をして今に至ります。
私ってどんなに念入りに準備してもマックス30分で
準備が完了するんですよね(笑)
本当に女性か…(笑)

今日はずっとHPの作成をしていました。
公開にはまだ時間はかかりますが、
こうして空いた時間の週末に手掛けていきたいと
思っています。


それでは最近読んだ本をご紹介します。
最近読んだ本をご紹介します「本を読む女」。_f0330932_17555739.jpg
林真理子さん著の「本を読む女」
この本は1990年に出版された本です。
古書ということもあるのか表紙をめくると
時代を感じさせる少し黄ばんだ紙色。

そんなこの小説の舞台は戦時中の山梨へと遡ります。
菓子屋店の末っ子として生まれた万亀(マキ)の物語です。

彼女はとても賢く、幼いころから本を読むのが大好きでした。
そして学校でも一番の成績を収めていました。
私は戦時中というのはもちろん生きていないので
わかりませんがやはり女性というのは
結婚をするのが当たり前。
そして男性に逆らうことなく家のことをする。

今では考えられないことですよね。

そんな万亀も母のいうことに従わなければいけない…。
そんな母の気持ちとは対象に彼女は
大陸へ渡りたい。つまり外国へと行くということです。

そのように親の敷いたレールを歩むのか、
万亀の思いのままにいくのか…。

この本で共感したのは万亀と母の関係性です。
どうしても重ねてしまう…。

私もどちらかというと家を出たかった人間です。
私の場合は家に必要とされなくなったと感じたのです。
家族であるのに仕事の時間の関係上誰とも会わずに過ごす日々は
意味がないと思い、勝手に家を見つけ出ていきました。

そんな今と万亀の時代を比べると私が生きる時代というのは
自由です。

こうしてインターネットを介して仕事をすることや、
女性が発言をすること。

母親がまだ私が読んでいない時に「林真理子さんの貸して」と
連絡をしてきました。
もちろん貸しますが、鈍感な母は気づくのでしょうか。
この状況に。
それは仕打ちをしたいのか?
でも読みたいなら貸すべきかなって思います。

それでは行って参ります。


by m1k127 | 2015-12-18 18:14 | Books