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一年前のあの日。

一年前のあの日。

私は声を失った。
一時的なものだったけど、これはショック症状というもので、あの日のことは忘れない。

14年間飼ってきた愛猫みいこが死んだ。
その日の事は鮮明に覚えている。

前日から彼の家に泊まり、朝起きたら父からのラインでみいこが危ないからという連絡をもらった。


母とのテレビ電話でずっと母の胸元に抱きかかえられているみいこを見ていた。

弱っていた彼女に、声も出せない彼女に、
「みいこ、ねえねえだよ!」と、声をかけたら反応してくれたのが私とみいこの最期だった。


当時勤めていた日本料理屋さんでランチを終え、すぐに実家に向かう途中、みいこが死んだという一報がはいった。

特別にずっと愛していたわけでもなく、私よりも父の方に懐いていたみいこ。

ただ、私たち家族の歴史を知っている彼女はゆっくりと息を引き取り、心臓を止めた。

数多く飼ってきたネコの中でも寿命だったんだと。

一つ前に亡くなった猫は癌で骨を焼くときには何も残らなかったからこのまま家で安らかに眠らせたい。

家族の一致団結に唯一心の中で反対していた。
生きて欲しい。
私が死のうとしていたときもそばにいてくれた。

だからこそもっといっしょにいたかった。

実家に帰る途中の電車でその一報を聞いた瞬間、サングラスの間から涙が溢れた。

そして私は、実家に帰り、一年前の今日この日、埋葬後に声を失った。


どこかで見ている。
本当は大好きだったんだ。
家を出るときも、一人暮らしを決めるときも、猫と離れることが苦痛で仕方なかった。
しゃべりたくても声にならなかったんだ。

ずっとそばにいてくれた、10数年間私達の小さい頃から見てくれた彼女は今天国で何を見てる?

元気でいますか?
貴方の愛するたまちゃんと会えましたか?

もっと側にいてあげればよかった。
後悔しかないけど、ただ、みいこがいてくれてよかった。

ありがとう。

生きてくれててありがとう。
ずっと見守ってくれててありがとう。

これからも私達家族はみいこのことを忘れません。


by m1k127 | 2018-03-14 22:26 | Daily | Comments(0)